南砺市(なんとし)

井波小学校・福光中学校の児童生徒が、ふるさと南砺市の未来について田中市長へ提言

井波小学校・福光中学校の児童生徒が、ふるさと南砺市の未来について田中市長へ提言の画像
福光中学校の生徒が8グループに分かれて提言

 南砺市では、南砺幸せなまちづくり総合戦略事業の一環として、全小中学校で「ふるさと教育推進事業」を行っています。平成31年度は井波小学校と福光中学校の児童生徒が、「総合的な学習の時間」を利用して、地域の課題・解決策・未来についてまとめ、田中市長に対して提言を行いました。

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市長は自分で調査する過程が大事と述べました

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井波小学校では3つの提言を行いました

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児童たちからは市長への質問も沢山出ました

 1月15日は福光中学校の1年生が、「南砺市のこれからを考える」をテーマに、8つのグループに分かれて提言を行いました。小学校の「ふるさと教育」でふるさと南砺市(福光地域)の魅力について学び、中学校では人口減少や高齢化社会等の問題についても学んだことから、中学生の視点からアイディアが提案されました。
 中学生が南砺市民の一人として、南砺市を住みよいところにできないか5月から調査活動を進め、南砺市の伝統工芸や自然、商店街のPR方法や空き家対策など、多岐にわたる提案がされました。

1月17日には井波小学校の6年生が提言を行いました。「わたしたちのふるさとの未来を考える」と題し、3〜6年生を対象にしたアンケート結果をもとに、3つの提言を行いました。
 1つ目は、「まちをふるさとの産業でいっぱいにする」ことです。市で使用する賞状は平の和紙で作ることや、楯やトロフィーを井波彫刻にする取組みを広げることを提案しました。
 2つ目は「まちの施設で交流できるアイディアを募集し実現する」ことです。今ある施設を利用して市民間の交流を広げもっと活気が出るよう、様々なイベントを募集したいと話しました。
 3つ目は「ふるさとのPRを行い都会や外国との交流をすすめる」こと。PRに力を入れることで観光客を増やし、更には今ある施設に都会的な要素を加えてリニューアルするだけで、外国人にも楽しんでもらえると提案しました。
そして、自分たちが引き継ぐ未来までの間、「ふるさと南砺市」をお願いしますと熱いメッセージを贈りました。

市長は、両校の発表を聞いて、「まずイメージをすることが目標を叶える第一歩」、「自分で実際に調べたり感じたりすることが大切」と言葉を述べ、児童生徒たちが提案したアイディアを、今後の取り組みにも活かしていきたいとしました。


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