「南砺市と金沢市 工芸の「今」展
8日(土)、福光美術館で「南砺市と金沢市 工芸の「今」展」が開幕。南砺市36名、金沢市34名の工芸作家の近作70点が展示されています。
テープカット
大樋長左衛門氏記念講演
江戸時代以前から金沢との経済文化交流が盛んで、”加賀文化圏”といわれてきた南砺地方。このたび、初めて県境を越えて両市の木工芸・陶芸・染織・漆芸・金工などの作家が集い、合同美術展が企画されました。
開会式には、出展作家のうち41名、溝口市長、島田議長ら約100名が出席。溝口市長が「両市の名品の数々を鑑賞し、工芸の「今」を感受してください」とあいさつ。テープカットを行って開幕を祝いました。
式の後、展示会場では出展作家が自らの作品を解説。また、大樋長左衛門氏(金沢市工芸協会長)が、「金沢市と南砺市の工芸の今昔」と題して記念講演を行いました。
会場には、「躍動」(木工芸、作:前川正治)、大樋釉新世器「相生」(陶芸、作:大樋年雄)など、秀作がずらりと並んでいます。会期は5月21日(日)まで。「今」に伝わる加賀藩が育んだ伝統文化の流れをご覧ください。
場所 | 福光美術館 |
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問い合わせ先 |
福光美術館 電話番号 0763-52-7576 |
政策推進課