市長定例記者会見

　4月8日(月)､福野庁舎で田中市長が定例記者会見を行い､新規就農を目指す若者の増加について､公立南砺中央病院の地域連携室移転について､南砺市文化芸術アーカイブスホームページの開設について説明しました。

＜記者会見要旨＞

◎新規就農を目指す若者の増加について
　市内で新規就農を目指す若者が平成29年以降増加傾向にある。
平成29年度は3名(移住者2名、市内在住1名)
平成30年度は4名(移住者3名、市内在住1名)
平成31年度についても、移住者が1名研修を開始し、1名が研修に向けて相談中。

増加要因は市内でオーガニックの農業を実践されている農家の栽培方法に共感した方が市内での就農を目指していらっしゃるほか、生産者の減少や放棄農地の発生などが問題となっている特産の干柿について、干柿組合などと協力し、就農の問い合わせなどに対して、空いている園地や空き家を活用した就農について情報提供をしたところ、移住者の方の就農研修に結びついている。

◎公立南砺中央病院の地域連携室移転について
　患者さんの入院・転院相談、他院からの紹介・逆紹介などの業務を行っている地域連携室について、「場所がわからない」「待合スペースがない」「相談室スペースがない」など苦情や不便な面があったことから、今回ロビーの一角に移転。待合スペースや相談室に隣接しており、利用者の利便性がアップし、院内外連携のさらなる強化が期待できる。

◎南砺市文化芸術アーカイブスホームページの開設について
　市内に数多く存在する文化芸術資源に関する情報を一元化したホームページを3月に開設。「文化財」「獅子舞」「まつり」「文化遺産」の各コンテンツについて、写真や動画を交えて詳しく紹介している。市内の文化芸術に関する情報をピックアップして公開している「Nanto wiki」は、事務局で随時更新作業を行うことに加え、閲覧者が記事を編集・追加することが可能。各コンテンツに関する情報の追加、画像、動画の提供も随時受け付けている。

• 南砺市文化芸術アーカイブズ  （https://culture-archives.city.nanto.toyama.jp/）

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