南砺市(なんとし)

「2050年、ゼロカーボンシティなんと」を表明します!

オール南砺で2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロに!

 南砺市では、2050年までに温室効果ガス及び二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」へ取り組むことを、2020年8月6日に表明しました。
 地球規模の気候変動問題に対して、市民や地域、市内事業所の身近な取組や行動の積み重ねが大きな力・うねりにつながることから、オール南砺で「ゼロカーボンシティなんと」を目指します。

[趣旨]
 昨今、地球規模での温暖化が原因とみられる猛暑や豪雨といった異常気象による甚大な災害に関するニュースを見聞きすることが増加しており、世界的な気候変動による、今後のリスクが懸念されています。
 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、「2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」と示され、この目標の達成に向けて、環境省の呼びかけに応じ、全国100以上の地方自治体が「ゼロカーボンシティ」を宣言、表明されています。
 本市でも、市民や地域、事業所といった市内で行動(日常生活、経済活動など)する方々の、より一層の意識の向上と自主的な行動の動機付けを目的として、今回、「ゼロカーボンシティなんと」を表明しました。

[ゼロカーボンシティ]
 温室効果ガスや二酸化炭素を全く排出しないのではなく、それらの排出抑制と吸収につながる行動や取組を進めることで、”実質”ゼロにするものです。

[南砺市での取組]
(行政)
・令和3年度からの南砺市環境基本計画の改定作業や南砺市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定において具体的な施策をまとめ、合わせて、目標値やロードマップを示します。
・エコビレッジ構想やSDGsの実現へ取り組む中で、広く周知や啓発を行います。
・温室効果ガス削減に向けた対策や施策(緩和策)へ着実に取り組みます。
(市民や地域、事業所等)
・自らの役割を適切に担われ、それぞれの立場で取組を実行しましょう。
・取組例
 ・電気の使用量を減らすなどの省エネ
 ・自家用車の利用を控え、公共交通機関の利用を心がける
 ・植林や森林保全活動への参加や費用の寄付等の支援
 ・化石燃料から再生可能エネルギーの利用へ変更
 ・太陽光発電設備の導入
 ※身近にあることから取り組まれ、継続していただくことが大切です。


 オール南砺でゼロカーボンに向けて取り組み、持続可能な新たな生活スタイルを身につけ、地域の自然や食などの豊かな資源を将来の世代へつなぎましょう。

関連リンク

  • 環境省「地方公共団体における脱炭素化」のページ  (https://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html)

関連書類

  • ゼロカーボンシティなんと概要(PDF形式:455KB)

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