令和2年度総合防災訓練

　8月30日(日)、南砺市では令和２年度の総合防災訓練を実施しました。統合庁舎となって初めての総合防災訓練であることなどから、防災体制の確認に重点をおいた訓練が行われました。

　今回の訓練には市職員約150名が参加し、午前８時に法林寺断層を震源とする震度6弱の地震が発生した想定で実施されました。災害対策本部が設置された市役所別館3階大ホールなどで実施された情報伝達訓練では、市防災アプリの被害報告機能などを使って次々と寄せられる被害情報を収集、取りまとめ、伝達する体制などが確認され、突発的な課題へ臨機応変に対応することが試されていました。また福光中学校体育館と福光交流センターでは、先日策定した新型コロナウイルス感染症対策マニュアルに沿い、人との距離やパーテーション設置などによる3密回避に配慮した避難所を設営する訓練が実施されました。

　情報伝達訓練を終えて田中市長は「訓練で見つかった課題の解決にしっかりと取り組み、また日頃から防災意識を持って業務に取り組んで欲しい」と述べていました。

　午後には自主防災組織を対象に、防災行政無線の屋外拡声子局を使った地区内への情報伝達訓練が行われ、市内6ヵ所で約80名が参加しました。

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