南砺市(なんとし)

海岸漂着物の発生抑制のため、河川ごみの漂流経路調査を実施します

ふるさとの美しい環境を守ろう!

海岸漂着物の発生抑制のため、河川ごみの漂流経路調査を実施しますの画像
調査に使用する漂流ボトル

 南砺市では海岸漂着物の発生抑制のため、市内を流れる小矢部川において、河川を漂流するゴミが海域に流出する状況を確認する漂流経路調査を実施します。

海岸漂着物の発生抑制のため、河川ごみの漂流経路調査を実施しますの画像
ゆっくりと流れる漂流ボトル

※※調査は終了しました※※
 
 環境省の調査によると、富山県の海岸漂着物の約8割が内陸部から河川を通じて流出し、中でも小矢部川の河口部である六渡寺海岸が最も漂着物の割合が多いという報告がされています。
 富山県では小矢部川流域の行政、関係団体等で構成する富山県海岸漂着物対策推進協議会小矢部川流域部会を設置、海岸漂着物の発生抑制に向けたアクションプランを策定し、平成26年度から各種の取り組みを進めてきました。しかしながら、依然として大量の海岸漂着物が漂着する現状にあり、より効果的な発生抑制対策が求められています。

 今回の調査では、河川ゴミの流れが視覚的に理解できるよう、GPS発信機能付き漂流ボトルの放流による経路調査を行うとともに、ドローンによる空撮を行い、漂流ボトルの流れる様子などを記録します。また、河川の増水時と乾期での漂流の違いを把握するため、2回の調査を行います。
 10月7日(水)には第1回目の調査として、南砺市内の嫁兼橋、南部橋、遊泉橋と、小矢部市津沢にある小矢部大堰において漂流ボトルの放流を行いました。
 今後南砺市では2回の調査で得られた情報を基に、発生抑制に向けたリーフレットを作成し広く市民に周知するとともに、環境教材を作成し市内小中学生を対象に環境教育を実施していきます。
 
 六渡寺海岸では、南砺市由来の漂着物も多く見受けられます。海岸漂着物は、山から川、海へとつながる水の流れを通じて発生することを、上流域に暮らす私たちが学び、河川ゴミや海岸漂着物の発生抑制に取り組み、故郷の美しい環境を守りついでいきましょう。

【みなさまへお願い】
 ※川岸で停滞する漂流ボトルを見つけられた場合は、持ち帰らずに、その場所に戻してください。
 ※海岸に流れついた漂流ボトルを見つけられた場合は、エコビレッジ推進課(0763−23−2050)までご連絡ください。

関連リンク

  • 環境学習教材をご活用ください。  (https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=25903)

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