南砺市(なんとし)

「〜松村謙三先生を学び伝えよう〜松村謙三フォーラム2020」開催

金沢大学研修バスツアーや遺墨展もあわせて行われました

「〜松村謙三先生を学び伝えよう〜松村謙三フォーラム2020」開催の画像
金沢大学の小林教授による基調講演

福光地域出身の政治家で戦後の日本の農地改革と日中国交回復の基盤づくりに多大な功績を残された故松村謙三氏。政党政治家としての無私の信念と清廉潔白な政治姿勢は、政治家を志す人の理想像として伝えられています。
 10月11日(日)には、「〜松村謙三先生を学び伝えよう〜松村謙三フォーラム2020」が福光福祉会館を会場に開催され、基調講演や合わせて行われた遺墨展を通して、大勢の参加者が松村謙三氏の功績について認識を深めました。

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田中市長挨拶

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福光美術館を見学するツアー参加者

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遺墨展

 基調講演では、金沢大学の小林信介教授(人間社会研究域経済学経営学系)が「アジア太平洋戦争期の日本の政治経済社会〜全体主義化と松村謙三も視野に〜」と題して講演。松村謙三氏が政治家としての歩み進めていった第一次世界大戦終結後の戦間期、アジア太平洋戦争が始まった戦時期における日本の政治や経済を振り返りながら、松村謙三氏の政治姿勢などが形成されていった過程に触れました。また、その後の敗戦が日本の大変革に繋がったことから、国内的にも国際的にも様々な面で行き詰まりを迎えている現代において、コロナ禍が変革の契機となる可能性があることを指摘。そんな今、「大変革期を生き抜いた政治家、松村謙三氏の生涯を知ることは、私たちにとって重要な手掛かりとなりうる」と仰っていました。

 今年は南砺市・金沢大学連携事業として「金沢大学研修バスツアー」が同時開催され、参加した金沢大学生の皆さんが福光美術館や棟方志功記念館を見学し、午後にはフォーラムで基調講演に耳を傾けました。また、松村氏が亡くなる前年の最後の訪中時に中国で書いた寄せ書きなどを展示した遺墨展がフォーラム会場の福光福祉会館で行われました。
 

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