コガヤを刈取る参加者のみなさん
10月24日(土曜日)、福光地内の遊部入会山で遊部自治会(片岸修会長)が栽培に取り組んだ合掌造り家屋の屋根に使われるコガヤの引き渡し式が行われ、地元関係者など約80人が参加しました。
北陸銀行のみなさんにもご協力いただきました
茅刈りの様子
コガヤの引き渡し
森林組合のスッタフによる刈り取りの説明
新しい苗株も植えられました
平成27年度より市の茅場造成事業等を活用し、世界遺産の五箇山合掌造り家屋の屋根材であるコガヤの茅場造成に取り組んでおられる遊部自治会のみなさん。五箇山地区以外での初のモデル地区として年300uずつ造成し、6年目となる今年は植栽した茅が屋根に使用できるまでに成長しました。
引き渡し式では、片岸会長から屋根の葺替えを担っている西部森林組合の森松亮組合長に茅一束が手渡されました。遊部茅場造成推進会の片岸昭憲会長が「地域の財産を地元の子どもたちにも継承し、茅場を増やしていきたい」とあいさつ。森松組合長は「品質の良い茅なので大切に使わせていただきます」と感謝の意を表していました。
式典後、事業協力を受けている北陸銀行のスタッフや、福光東部小学校の児童のみなさんによる成長した茅の刈り取り作業も行われ、森林組合職員の指導をうけながら穏やかな秋晴れのなか汗を流していました。
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