令和2年度南砺市育成スプレーギク新品種選抜会
11月5日(木)、南砺市園芸植物園で市育成スプレーギク新品種の秋の選抜会が開催されました。今回の選抜会では、既存品種の交配で得られた種子を6月に播種(はしゅ)し、温室で育てられた約4,000本の中から優良と思われるスプレーギクを5本ずつ選ぶ第1次選抜と、春の第1次で選ばれた30系統と第2次選抜で選ばれた54系統の中から3本を選ぶ第2次、第3次選抜が同時に行われました。
たくさんの候補のなかから色や形などをしっかり吟味
選抜が行われた温室の様子
第55回北陸菊花大会の出品作品
第17回南砺菊花大会の出品作品
川田穣一名誉館長をはじめとした選抜委員の皆さんは、花の色が鮮やかで他の花色と調和が良いこと、花房の形がまとまっていて花数が多いこと、草丈が高くて茎や葉がしっかりしていることなどをポイントに南砺ブランドのスプレーギクとしてふさわしいものを吟味していました。
第1次選抜で選ばれたものは、来春選抜会の第2次選抜へ、第2次選抜で選ばれたものは2〜3年の経過観察等を経て優良と判断されたものが再度選抜をうけて新品種候補となります。また、第3次選抜を経て特に優秀と認められたものが新品種として発表されます。
また、今年の「南砺菊まつり」は中止となりましたが、「第55北陸菊花大会」と「第17回南砺菊花大会」は開催され、園芸植物園内には出品作品が展示されていました。これらの作品は出品者と関係者に限り公開されていました。
問い合わせ先 |
南砺市園芸植物園 電話番号 0763-22-8711 |
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情報政策課