美味しい給食に舌鼓
南砺市内の子どもたちが農業や食の安全に関心を持ち、環境保全や持続可能な社会実現について考えるきっかけを作るとともに、生産に関わる人々へ感謝する気持ちを養うことを目的として、農薬や化学肥料を使わずに育てた自然栽培米や農作物を献立に取り入れた給食「なんと自然給食ものがたり」が、市内の全小中学校で提供されました。
栄養教諭が給食に使用されたお米や野菜について説明
この「なんと自然給食ものがたり」は、地場産食材をふんだんに使用した給食が提供される「な〜んとおいしい給食週間」〔11月16日(月)〜20日(金)〕の間で、各学校の予定に合わせて実施されました。
自然栽培米は福光地域の小院瀬見で渡辺吉一さんが生産したコシヒカリ、とん汁には福祉作業所エルハート城端の皆さんが農薬や化学肥料を使わずに育てた大根やニンジン、さつまいもなどの野菜が、そのほかのメニューにもキャベツや赤かぶなどの地場産の野菜が使用されました。
11月20日(金)には、城端地域と福野地域の小中学校でこの給食が提供され、福野小学校の1年3組では、児童25名が栄養教諭の説明を聞きながらおいしい給食を楽しみました。給食をペロッと食べ終えた男の子は「昨日のごはんも美味しかったけど、今日のも美味しかった」と感想を教えてくれました。
・「なんと自然給食ものがたり」献立
渡辺さんの自然栽培米ごはん
体にやさしいとん汁
黒大豆と鶏肉の甘辛からめ
赤かぶ漬けのごまだれ和え
牛乳
問い合わせ先 |
農政課 電話番号 0763-23-2016 |
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情報政策課