復活した「成木責め」
「成木責め」は全国的な行事で、50年ほど前まで福光地域の干し柿農家でも行われていたそうですが、農業の機械化とともに廃れていました。今回、地元にあんぽ柿の加工センターが新設されることを機会として、吉江柿生産組合(幅田孝三組合長)の皆さんが文献などを調べたりして、この伝統行事の再現を企画されました。
喜志麻保育園の2歳児の皆さんが参加
子どもたちはナタで付いたキズに小豆粥を塗っていました
1月14日(木)、高宮比賣神社で神事が行われた後、北島健一富山干柿出荷組合連合会長、喜志麻保育園の2歳児12名の皆さん、齊藤宗人副市長などが参加して成木責めが行われました。
手ぬぐいを被った男性がナタで木を軽く叩きながら「成るか成らぬか、成らぬと切るぞ」などと声をかけると、ゴザ帽子姿の子どもたちは木になったつもりで「成ります、成ります」と答え、ナタでついた傷に筆で小豆粥を塗っていました。成木責めに参加した2歳の女の子は「楽しかった。(事前に保育園で読んだ成木責めの絵本と)同じだった」と話していました。
とにかくゴザ帽子や頭巾をかぶった子どもたちがとてもかわいかったです。成木責めは来年以降も続けていくそうです。
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