苗を置く場所に目印を付けます
5月21日(土)、「世界遺産で米作り」イベントが世界遺産相倉合掌造り集落内で行われ、地元上平小学校や平高校の児童生徒をはじめ、東京都や滋賀県など県内外から約100人の参加者が昔ながらの手作業での田植えを体験しました。
棚田オーナー田植え
参加した筑波大学生
みんなで集合写真
このイベントは、日本の棚田や原風景を守り、また地元住民との交流の場として、1年間棚田1区画のオーナーとなって田植えや稲刈りを体験するもので、参加者は相倉集落内にある大小16区画の棚田約2,160平米にコシヒカリの苗を植えていきました。
筑波大学から参加し、世界遺産学を専攻する佐々木吾珠さんと館合利伽子さんは「小さな区画でしたが手植えは大変な作業でした。棚田やこの風景を維持することの大変さや大切さを知ることができました」と話してくれました。
このイベントは、昨年まで(公財)五箇山農業公社主催による「みんなで農作業の日in五箇山」として行われていたものを、今年度から平地域づくり協議会が引継ぎ、開催されました。
今後は、9月に手作業で稲刈りをし、11月に収獲祭が予定されています。
情報政策課