南砺市(なんとし)

五箇山和紙で子どもたちの未来をひらくワークショップ開催

五箇山和紙で子どもたちの未来をひらくワークショップ開催の画像
まっすぐ伸びた楮を選んで間引きします

 6月12日(日)、アートで遊ぼう実行委員会によるワークショップ「なんと和紙ものがたり」が開催され、参加者は五箇山の大自然の中、和紙の原料である楮(こうぞ)の間引き作業を体験しました。

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50cmほどの枝が秋には3〜4mに

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石本さんからアドバイス

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渡原の大栃

 「なんと和紙ものがたり」は、市内小学生を対象に、国の伝統工芸品に指定されている五箇山和紙を、楮から自分たちで育て、半年後に和紙をすくところまで体験する長期ワークショップです。アートで実行委員会が「コロナ禍でも、子どもたちに「大自然で、本物に触れてほしい」「本物の手作りを体験させたい」」という思いから、一般社団法人五箇山和紙の里の協力のもと企画されました。

 子ども達は、五箇山和紙の里の東秀幸さんと石本泉さんから「まっすぐ伸びた枝を5本ほど残すように間引きしましょう」とアドバイスを受け、約1時間ほど真剣に作業を行いました。
 間引き作業の後は、南砺市渡原地内にある樹齢300年以上ある「渡原の大栃」を見物し、五箇山の自然を満喫しました。

 参加した保護者からは「紙すきの体験はしたことがあるが、原材料を育て、紙すきまできるワークショップは初めて。この貴重な体験を子どもに経験させてあげたい」と参加したきっかけを語られました。
 
 今後は、7〜8月に楮の芽かき作業、11月に刈り取り、12月に楮蒸し作業と紙すきが予定されています。

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