「南砺の活断層」開幕
8月25日(金)、井波歴史民俗資料館第120回企画展「南砺の活断層」が開幕し、溝口市長、島田議長、竹村高瀬遺跡保存協会長らが出席して開会式が行われました。
鉱石や火山灰のサンプルを顕微鏡で鑑賞
テープカット
溝口市長が、「活断層を学習する上で意義のある展示。より多くの方に見に来ていただきたい」とあいさつ。テープカットを行って開会を祝いました。
開会式後、神嶋利夫前北陸工業専門学校助教授が、市内にある高清水断層・法林寺断層などのパネルを前に、「富山県は地震の少ない所と思われがちだが、現実には活断層が多く、地震が起きる可能性もある」と説明。出席者は、驚きの表情を浮かべながら展示品に見入っていました。
今回の企画展は、活断層のパネル写真や火山灰サンプルの顕微鏡展示、3階では「震災の教訓とその備え」と題して非常食セットや防災パンフレットを展示するなど、いつもの企画展とは趣きを異にしています。奇しくも、9月9日(土)には、法林寺断層を震源とする地震によって被害を受けたとの想定で「富山県総合防災訓練」が開催されるなど、大変タイムリーな企画です。9月17日(日)までは井波歴史民俗資料館で、9月22日(金)〜10月31日(火)までは城端曳山会館で開催されます。みなさん是非足をお運びください。
場所 | 南砺市埋蔵文化財センター |
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問い合わせ先 |
井波歴史民俗資料館 電話番号 0763-82-5050 |
政策推進課