「ブック∞カフェすけろく」オープン

　１２月２０日（火）、平地域づくり協議会が下梨地域の空き家を改修した「ブック∞カフェすけろく」の開所式が行われ、地域住民ら約５０人が新たな交流の場の完成を喜びました。

　名称の「ブックカフェ∞すけろく」は、空き家の改修を手伝った南砺平高校生の提案した名前で、空き家の屋号「すけろく」が採用されています。
　建物は、木造２階建て。１階の内壁を覆うように本棚が設置され、本棚には、高岡市の眉丈（びじょう）文庫から寄贈された約６００冊と、地域住民から寄贈されたものを含め約１，５００冊の本が並びました。

　開所式では、平地域づくり協議会の南田実会長が「新たな賑わいの創出に期待し、今後も皆さんと共に、一流の空き家活用を目指したい」と挨拶され、田中市長は「今年は、ゆ〜楽のリニューアルオープンや南砺平高校の日本一など平地域の活躍が目立つ１年だった。空き家の利活用でさらなる地域の活性化に期待しています」とお祝いの言葉を送りました。また、南砺平高校郷土芸能部による「こきりこ」と「麦屋節」のアトラクションも披露されました。
　南砺平高校の生徒は「ここが私たちが集まれる場所、地域の方と交流できるふれあいの場所になれば」と話してくれました。

　カフェの本格オープンは来年５月以降を予定しており、今日２１日（水）から２３日（金）まで内覧会が行われます。