チャリティーもちつきに長蛇の列

　１２月２７日（火）、福野地域の年末の風物詩「市の里福野　歳の大市」が開催され、会場の上町“銀行四つ角”周辺には、約３０店舗が並びました。

　「市の里（いちのさと）」として知られる福野地域。慶安３年（１６５０年）の町立てから、４〜１２月の２と７が付く日に朝市が開かれており、その年の朝市を締めくくるのが「歳の大市」です。

　ときおり小雨が降る天候となりましたが、うどんやおでんを販売する商工会テント市、正月用品や採れたての野菜が並ぶ上町通りは大勢の人で賑わっていました。また、商工会同友会福野支部の「チャリティもちつき」には長蛇の列ができ、集まったお客さんに温かいぜんざいが振る舞われました。

　大市には、福野小学校児童が地域の方と協力し、射的や綿菓子などを出店した模擬株式会社KZC（ケーズィーシー）や、福野中学校生徒による募金活動、南砺福野高等学校農業クラブによる農産物販売などもあり、児童生徒たちの威勢のよい掛け声が、会場に活気を与えていました。