こどもの権利条例制定記念式典
こどもも大人もともに幸せに暮らせる南砺市を目指し、昨年12月に制定された「南砺市こどもの権利条例」。2月11日(土・祝)、条例の制定を記念したイベント「なんとキッズライツDAY」が井波総合文化センターで行われました。
メッセージを述べる子どもたち
ごっご遊び「NANTOコドモ商店街」
バルーンアートワークショップ
焼きそば屋さんを体験
午前10時から行われた記念式典では、まず初めに、条例制定に携わった子どもたち一人ひとりからメッセージが述べられ「権利が守られたら、一人ひとりの生活が幸せになると思います。そうなれば、他の人にも優しくなれます。そして差別のない世界になってほしいです」「こどもの意見を聞かないで、大人だけで物事を決めないでください」などと気持ちのこもった発表がありました。
その後、松本謙一教育長、明橋大二政策参与、彼谷環こどもの権利条例策定委員長、工藤悠市PTA連絡協議会長、田辺章子民生委員児童委員協議会副会長、松本久介地域づくり協議会連合会長、田中幹夫市長の順に、条例制定に寄せる祝辞を述べました。
田中市長は「条例制定をきっかけに、子どもからお年寄りまで、多様性を認め合い寛容性のある社会を目指していきたい。地域の宝である子ども達の話や意見を聞いて、みんなで育てていける社会にしよう」と話しました。
会場では、スーパーマーケットやクレープ屋さんなどのごっこ遊びが体験できる「NANTOコドモ商店街」やフリーマーケット、バルーンアートやコマ回しのワークショップなどがあり、親子連れなど大勢の方で賑わいました。また、日本で最初に子どもの権利に関する条例を制定した神奈川県川崎市を舞台にしたドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」の上映やNHKのステージショーも来場者を楽しませてくれました。
南砺市こどもの権利条例は、4月1日から施行され、令和5年度中に具体的な取り組みをまとめたアクションプランを策定することとしています。
問い合わせ先 |
こども課 電話番号 0763-23-2010 |
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情報政策課