令和４年度南砺市民生委員・児童委員、福祉関係者合同研修会

　２月２０日（月）、井波総合文化センターで令和４年度南砺市民生委員・児童委員、福祉関係者合同研修会が開催されました。

　南砺市民生委員児童委員協議会の得能金市会長の開会あいさつのあと、第１部では、「ひきこもりの方への民生委員としての支援のあり方」と題して、NPO法人はぁとぴあ２１の高和正純理事長が講演を行いました。　
　高和氏は、平成６年頃から不登校児童生徒やひきこもりの方とその家族への支援活動を始めて、現在も毎日のように対象者との電話や１対１での面談などを続けておられます。講演では、引きこもりは思春期や青年期に関わらず、すべての年齢で起こりうることや、社会が引きこもりの方の考え方や思いをもっと知ることが大切だと話し、参加者は自分たちにできる支援のあり方を探ろうと熱心に耳を傾けていました。

　また、第２部では昨年１月に開催された令和３年度全国児童委員・主任児童委員活動研修会に参加した、河村眞由美主任児童委員から研修報告が行われました。河村さんは「コロナ禍や社会変化にともない人間関係が希薄になる状況ではあるが、子育て中のママが育児不安を抱えないよう保護者に寄り添った支援や関係機関との連携が大切」と述べました。

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