特別講演を行う安宅和人氏

　３月８日（水）、井波地域の未来を考える「井波ミライフォーラム」が井波総合文化センターで開かれ、住民ら２３５人が地域の将来像を探りました。

　フォーラムでは、まず慶應義塾大学教授で県成長戦略会議特別委員の安宅和人氏が特別講演を行い、人口密度の少ない「疎空間」の価値を高める方法を紹介し、日本遺産の古き文化を大切にしつつ、新しい未来をつくることが大切と井波地域の可能性を示唆しました。

　その後行われたパネルディスカッションには、田中市長をはじめ南砺福野高校生や井波のまちづくりを考える若者でつくる団体「イナミライ」のメンバーなど８人が参加し、７年間で４２件の空き家・空き店舗が再生できたことなど、これまでの成果と今後のまちづくりビジョンについて討論を行いました。
　田中市長は「井波地域には、仕掛人がたくさんおり、新しい流れをつくってくれている。市のまちづくりをリードしてほしい」などと述べました。

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