南砺市(なんとし)

国道156号地すべり災害復旧工事説明会が開催されました

9月から本復旧工事に着手

国道156号地すべり災害復旧工事説明会が開催されましたの画像
本格復旧工事の概要を説明

 9月21日(木)、国道156号地すべり災害の本復旧工事に関する住民説明会が、ささら館で開催されました。

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完成予想図(平成19年秋完成予定)

 この日、ささら館には、上平地域の住民約70人が参加。県砺波土木センター所長・施工業者をはじめ、市からは建設部次長、上平行政センター長が出席して工事の概要説明が行われました。
 今年1月20日、西赤尾町地内で発生した地すべり災害は、国道156号を南北に分断。4月18日の仮設道路開通まで、3ヶ月間にわたり周辺住民の生活に影響を及ぼしました。

 今回はじまる本復旧工事は、地質調査などの結果を踏まえて、次のような工法で行われます。

 (1)斜面にアンカーやロックボルト、排水管を挿入して土砂の安定化を図る
 (2)土砂の風化・崩落を防ぐため法枠を設置し、植生を図る
 (3)L=4メートルの雪崩予防柵を5段にわたって斜面に設置
 (4)倒壊したよう壁を復旧し、道路を元の位置に原形復旧

国道から法面最頂部までの高さが約100メートルあるため、工事は庄川対岸から索道を設置して行われます。すべての工事が完了するのは来秋の予定となっています。
 住民からは、「一晩で雪が1メートル降ることもある。除雪には万全を期してほしい」「通学路なので、冬期間も歩道を確保してほしい」「平成19年度には、東海北陸自動車道が全線開通する。一日も早い復旧をお願いします」といった意見・要望がありました。

 国道156号は、地域住民の日常生活や生計を支える大切な道路であるとともに、名古屋へと繋がる重要な観光・輸送道路。一日も早い復旧が望まれます。現在は仮設道路で通行できますが、幅員が狭く大型車は片側交互通行となります。通行される際は、安全に十分お気をつけください。

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