福光地域市政懇談会

２１日（木）、福光福祉会館で「福光地域市政懇談会」が開催され、地域のみなさん１１０名が出席。市政全般について、溝口市長はじめ市幹部と直接語りあいました。

＜主な内容＞

Ｑ：国道３０４号と砺波福光線を早く整備してほしい。
Ａ：国道３０４号と砺波福光線は合併支援道路として位置づけています。市道ではないので、国・県に対しこれからも強く要望していきます。

Ｑ：やすらぎ荘の増改築の予定は？
Ａ：古い施設から順番に増改築していきたいと思います。ようやく井波地域の楽寿荘増改築工事にこぎつけました。次に老朽化が進んでいる福野地域の福寿園のユニット化を目指したい。福寿園の次に、やすらぎ荘に着手したいと考えています。

Ｑ：福光インターチェンジの半径１ｋｍ以内に防災センターの建設を考えたらどうか。
Ａ：市議会９月定例会で、南砺市防災センターが必要ではないかという提案がありました。防災センターは、いざという時のために、物品等を備蓄する役割もあり必要な施設です。福光インター周辺は魅力ある場所ですが、まずは南砺市消防団や防災関係者の意見をお聞きしたい。その上で、総合計画に位置づけていきたいと考えています。

Ｑ：保育園や学校の統合についてどのように考えているのか。
Ａ：市議会９月定例会において、保育園審議会を組織することを決定しました。サービスを向上させるためには統合が必要であると思います。保育園審議会では、どれだけの数の保育園がよいのか、審議していただきます。地域の意見もまとまれば、いくつかを統合し、新しい保育園を建設する考えです。ただ単に保育園を統合するという考えではなく、行政の合理化であり、サービスの向上を目指すための統合です。井波・福野・福光地域で考えていきたい。

Ｑ：南砺市では市債を１，０００億円弱抱えていると聞くが、市債の返済計画を聞かせてほしい。
Ａ：一方ではサービスの向上（道路整備やハコ物建設含む）を望まれ、一方では財政健全化を望まれているという状況です。現在、南砺市の借金残高は約４９０億あります。市議会９月定例会において１０億円の繰上げ償還を認めてもいただきました。当然、健全財政を目指していきますし、市民からの要望もお聞きしていきます。



ご参加くださった市民のみなさん、貴重なご意見ありがとうございました。この市政懇談会の内容を取りまとめたものは、広報誌・ホームページで順次公開します。