松村謙三マンガ本、道徳授業で活用

　福光出身の政治家「松村謙三」の生涯を描いたマンガ本を、市内小学６年生の道徳の授業の副読本として活用することが決まり、初めてとなる授業が７月６日（木）、福光中部小学校で行われました。

　児童たちは、刀利ダム建設をめぐり、洪水や水不足によりダム建設を望む小矢部川流域の住民と刀利ダム建設予定地にある刀利村住民の双方の思いや、両方の気持ちを考え、ダム建設を決断した松村謙三の思いについて考えました。授業のまとめとして、「自分たちの故郷を大切にすることはどういうことか？」の質問に、児童たちはそれぞれの思いを発表しました。

　マンガ本は、B６判１３８ページで、松村謙三の少年時代から刀利ダム建設、日中国交正常化の道筋をつけるまでの生涯を分かりやすく紹介されており、市内の各図書館でご覧になれます。

ご案内

問い合わせ先	福光福祉会館 電話番号　0763-23-3022