講演を行った若新雄純さん

　　８月８日（火）、高校生発案の企画を応援する「ボクなん」のシンポジウム「高校生から学ぶ、住みたいまちづくり」が福野ア・ミューホールで開かれ、市民ら約７０人が参加しました。

　シンポジウムでは、第１部に「ボクなん」のコーディネーターを務める慶應大特任教授の若新雄純さんが講演を行い、「まちの魅力と価値の違い」を説明し、「将来の新しい価値になる、魅力的な体験を高校生にさせてあげたい」などと述べました。

　第２部は、若新さん、アシスタントの都築則彦さん、市商工会青年部の武田隆啓さん、ボクなんメンバー（現役・OB）の３人、田中市長によるトークセッションが行われました。
　ボクなんメンバーからは「反抗期もあり、高校生の意見や気持ちをぶつける場所を提供してくれた「ボクなん」事業に感謝したい」「学校ではなく、地域で青春できる機会があることが嬉しい」「OBとして、大学生になった今でも、高校生が１から企画し実行できたことは、良い経験だったと感じている」などとこれまでの活動を振り返りました。

　田中市長は「高校生とノウハウを持った地域の方が一緒になって、南砺市での青春を応援できるまちにしていきたい」などと述べ、高校生が進学などで南砺を離れても、また帰ってきたくなるようなまちづくりの魅力や方向性を伝えました。

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