井波ミライフォーラム2024開催

　１月２０日（土）、井波総合文化センターで「井波ミライフォーラム2024」が開かれ、2040年の井波を考えてつくった地域のまちづくりビジョン＝「井波ビジョン2040」が発表されました。

　井波ビジョン2040は、井波地域まちづくり推進協議会と将来の井波地域のまちづくりを考えるために２０〜４０代の事業家や子育て世代などで結成された団体「イナミライ」が提案したもので、庁舎統合を契機に浮かび上がった井波地域の様々な課題に向き合い、２０４０年の井波地域の姿を描く道標として策定されました。

　ビジョンは、土台となる価値観として「次の６００年も安心して暮らせるまちへ」「攻めの姿勢を」「木とともに生きる」「土徳の精神」の４つの基本方針に、「持続的な仕事の増加」「ONE INAMI」「移動手段の進化」「子育てしやすい環境の創造」「資源循環の促進」の５つのゴールを掲げ、達成に向け井波地域に特化したファンドの設立や高齢者や中高生が利用できる次世代モビリティの導入など７つの戦略を定めました。今後、この戦略をもとに具体的な事業展開を検討していくと説明されました。

　またフォーラムでは、井波小学校４年１組の児童も地域伝統の木遣り踊りや太子伝を将来に渡って受け継いでいきたいと発表し、練習してきた踊りを披露しました。

　田中市長は「井波庁舎の跡地利用をきっかけに、大きな動きが生まれました。これからも応援していきます」と挨拶を述べました。

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