利賀小学校閉校式

　３月２４日（日）、４月に小中一貫の義務教育学校「利賀学舎」となる利賀小学校と利賀中学校の閉校式が複合教育施設アーパスで行われました。出席した児童生徒や関係者をはじめ、多くの地域住民が歴史を振り返りながら、新たな未来への歩みを誓いました。

　午前９時から行われた利賀小学校閉校式では、吉尾徹校長が「最後の卒業証書の番号は6660番。利賀学舎へのバトンパスとなる閉校です。これからも地域の歴史を大切にしながら前に進んでいきます」と挨拶され、児童たちがこれまでの歴史や思い出をスライドショーと寸劇で披露しました。

　その後行われた利賀中学校閉校式では、扇澤文夫校長が「利賀中学校は７７年の歴史に幕を閉じます。みんなで協力して問題に立ち向かう利賀魂をもって、利賀学舎へと引き継いでいきたい」と挨拶され、生徒が作成したスライドショーを鑑賞した後、先日卒業した卒業生４人がステージに立ち「歴史と伝統を、地域との絆をつないでいきたい。ありがとう利賀中学校。さようなら利賀中学校」と述べました。

　利賀小学校は、明治２５年の下利賀尋常小学校が前身で、利賀中学校は昭和２２年に創立されました。

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