一つひとつ心を込めて作ります

　来年２月、南砺市を主会場に開催される「第５６回全国高等学校スキー大会」。全国から集う選手に心のこもったお土産をプレゼントしようと、五箇山商工会女性部では「和紙マスコット」づくりに取り組んでいます。

　今回製作されているのは、特産の五箇山和紙を使ったマスコット「五箇山笠」。細く切った和紙を格子状に編み、笠の形に整えてから「ようこそ南砺市へ」と書かれた短冊と鈴を付けていきます。この日は、１５名あまりの女性部員が協力して作業を行いました。
　平・上平地域は、全国で活躍するスキー選手を数多く輩出していますが、「子どもたちが全国大会に行くたびに、開催地の方から心あたたまるお土産をいただきました。今回、南砺市に訪れる選手にも、楽しい思い出をたくさん作ってもらいたい」と話すのは部長の北田祥子さん。６月からこの五箇山笠づくりに取り組んでいますが、大会までに南砺市と砺波市に宿泊する選手１，１００人分を製作する予定です。

　「五箇山笠」に込められた地域のみなさんのもてなしの心、全国から集う選手にも届くといいですね。

• 第５６回全国高等学校スキー大会南砺市実行委員会  （http://interhigh-ski.city.nanto.toyama.jp/）

ご案内

問い合わせ先	五箇山商工会女性部 電話番号　0763-66-2468 FAX番号　0763-66-2119