世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」デジタルヘリテージセンター開設
5月27日(月)、南砺市と岐阜県白川村が連携し、世界遺産合掌造り集落の魅力をウェブ上で伝える「白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産センター(デジタルヘリテージセンター)」を開設しました。
メタバース上での散策体験
1995年にユネスコ世界文化遺産に登録された「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。富山県南砺市と岐阜県白川村にまたがって世界遺産登録がなされ、現在では、年間で合わせて約300万人が訪れる観光地として発展してきました。一方で、五箇山と白川郷の魅力を同時に伝えるコンテンツがないことが課題となっていました。
ウェブ上に開設した「白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産センター」は、擬似的な博物館として両自治体の世界遺産の魅力を紹介。サイトには、「世界遺産としての価値」や「歴史・産業」など10のメインメニューを選択でき、各集落の歴史や魅力、合掌造りの構造や文化の違いなどを詳しく知ることができます。
また、メニューの1つにメタバース(仮想空間)で世界遺産集落の散策体験ができる「白川郷・五箇山ワールド」も整備。自分の分身となるキャラクター「アバター」を作成し、集落内の散策や屋根の葺き替えなどに参加でき、同時に最大1万人のアクセスが可能です。
南砺市文化・世界遺産課の平本光一課長は「両自治体の世界遺産の魅力を包括的に紹介し、さらなる認知度アップに繋げていきたい」と挨拶を述べました。
「白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産センター」サイトはこちら
問い合わせ先 |
文化・世界遺産課 電話番号 0763-23-2014 |
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情報政策課