全国で地上デジタルテレビ放送（以下、地デジ放送）がはじまりました。４年後の２０１１年７月２４日にはアナログ放送が終了し、地デジ放送に完全移行します。このとき従来のアナログテレビは、そのままでは地デジ放送を視聴することができません。みなさんのご家庭でも欠かすことができないテレビ。そろそろ地デジ放送への準備を始めませんか？

■なぜ地デジ放送に変わるの？
　（１）高品位な放送の提供（２）受信障害の解消（３）電波資源の有効利用を目的に、アナログ放送から地デジ放送へ移行することが、国の法令により定められています。
■地デジ放送のメリットは？
　地デジ放送になると、テレビはもっときれいに、便利に、楽しくなります。地デジ放送の特徴は大きく分けて次のとおりです。
（１）高画質と高音質　ハイビジョン画質の映像とＣＤ並の音声
（２）高度な双方向サービス　視聴者参加型の番組も楽しめ、直接クイズへの参加やショッピングなども可能に
（３）ワンセグ放送･･･携帯電話などで乱れの少ないテレビ放送を受信
（４）豊富なデータ放送･･･いつでもニュースや天気予報、地域情報を入手
（５）障がい者向けサービスの充実･･･字幕放送、音声解説放送も受信
■どうすれば地デジ放送を見ることができるの？
　地デジ放送を受信するには、大きく分けて以下の４つの方法があります。
地デジ放送の魅力を十分に楽しみたい場合
（１）地デジ放送対応テレビに買い換える（ＵＨＦアンテナが必要です）
現在使用のアナログテレビで地デジ放送を視聴する場合
（２）テレビにデジタルチューナーやデジタルチューナー内蔵録画機を買い足す（ＵＨＦアンテナが必要です）
（３）ケーブルテレビ「アナログ契約」の世帯は「デジタル契約」へ変更する（工事費が必要）
（４）ケーブルテレビ未加入世帯は、ケーブルテレビに加入する
　ただし、（２）から（４）の方法で地デジ放送を受信する場合、地デジ放送本来の高画質な映像と高音質の音声を楽しむことはできません。
　情報取得や娯楽のため、日々の生活に欠かすことができないテレビ。「一家に一台」であったテレビが「一人に一台」というスタイルに変わってきました。地デジ放送を受信するためには、テレビ一台一台に対して受信の準備が必要となります。みなさんのご家庭にあった受信方法を考え、４年後の地上デジタル放送完全移行に備えましょう。
■悪質商法にご注意ください
テレビ調査人や工事人、ケーブルテレビの社員を名乗って不正請求を行ったり、郵便による振り込め詐欺（架空請求）を図ったりする事例が起きています。地デジ放送に関する誤った情報や不十分な情報を利用し、関連商品・サービスを売りつける悪質商法にご注意ください。

• 財団法人　デジタル放送推進協会  （http://www.dpa.or.jp/）
• 総務省地上デジタルテレビジョン放送受信相談コーナー  （http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/digital-broad/）
• となみ衛星通信テレビ株式会社  （http://www.tst.ne.jp/）

• 地上デジタル放送について（ｐｄｆ　352kb）（PDF形式：360KB）

ご案内

問い合わせ先	情報政策課広報係 電話番号　0763-23-2032 FAX番号　0763-22-1169