南砺市(なんとし)

塩硝が繋ぐ五箇山と金沢のきずな

五箇山地域と金沢を結ぶ壮大な歴史ロマン。金沢市から66名が参加。

塩硝が繋ぐ五箇山と金沢のきずなの画像
「塩硝の道」ツアー

 平成19年10月24日(水)、加賀藩の塩硝の生産・運搬ルートをたどる越中・加賀世界遺産街道物語「塩硝の道」ツアーが開催され、66名の参加者が金沢・五箇山地域の歴史や風土を堪能しました。

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羽馬家見学

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報恩講料理

 塩硝は、黒色火薬の原料となる硝酸カリウムのことで、近世では鉄砲に欠かせない最高の軍需物資ともいえます。江戸時代、加賀藩は五箇山地域で大量の塩硝を製造させ、金沢郊外の塩硝土蔵まで運ばせていました。「塩硝の道」と呼ばれた運搬ルートをたどり、古くから続く両市の絆に触れ、壮大な歴史ロマンを後世に伝えようと企画されたものです。
 金沢市土清水地内にある塩硝蔵跡地を見学した参加者のみなさんは、往時の面影をよく残す上平地域ブナオ峠付近にバスで移動。ブナの木が生い茂り、難所といわれた「四十八曲り」などを散策し、重い荷物を担いで通った先人の苦労をしのびました。
 五箇山合掌の里で、昼食の「報恩講御前」を楽しんだ参加者のみなさん。塩硝の館(菅沼合掌造り集落内)や、五箇山塩硝総代を務めた羽馬家(上平地域小瀬地区)を見学。羽馬家では、今でも塩硝が堆積している床下に入り、中の様子を見学しました。

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