連合婦人会主催「市長と語る会」

　平成２０年１月１４日（祝）、福野体育館で、南砺市連合婦人会主催の「市長と語る会」が開催されました。

　会員約５０名と、溝口市長、梧桐教育長らが出席。大塚千代会長、岩田繁子県婦人会長のあいさつの後、「安全」「医療・保健・福祉」「教育」「環境」「財政」「合併に伴う問題点」の６項目について、溝口市長に提案・要望がなされました。溝口市長は、合併の必要性、現在進めている平準化の重要性を説明し、「みんなで少しずつ我慢し、良い市にしていきたい」と結びました。

＜主な提案・要望＞
Ｑ：平・上平地域の国道、県道に横断歩道がない。市として県に設置を要望してほしい。
Ａ：両側に歩道を設置できる地形ではないため、横切らなければならない箇所では、大人が連れ添ってもらえればありがたい。横断歩道の設置も公安委員会に図りたいが、設置した場合そこでしか渡れなくなり、余計不便になることもある。
Ｑ：公立南砺中央病院の現況及び利用増への方策は？
Ａ：開院時１９０床でスタートしたが、現在の病床数は１２０床。外来患者数も、１日あたり約３８０人から３３０人に減少している。施設を１００％生かすには、医師・看護師の増員が不可欠と考えている。
Ｑ：乳幼児健診を、五箇山地域で１か所開設してほしい。
Ａ：小児科医が少なく、また、整形外科医や歯科医が連携しなければならないため、往復の時間なども考えると難しい。
Ｑ：小・中学校の統廃合の状況は？
Ａ：平・上平地域で協議していただき、平地域に中学校、上平地域に小学校を建設することでまとまった。福光西部小学校については、福光中部小学校との統合を提案している。また、平成２０年度から福野小学校の耐震補強工事を実施する。合併特例債を利用し、全ての校舎で実施する予定。
Ｑ：温室効果ガスの削減について、市ではどのように取り組んでいるのか？
Ａ：月１回のノーマイカーデー・ノー残業デーの実施、昼休み中の消灯、冷暖房の温度設定見直し、庁用車に廃油を利用したバイオディーゼル車の導入などを行っている。

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