空き缶拾いマラソン歓喜のゴール
平成20年6月5日(木)、毎年「空き缶拾いマラソン」に挑戦している東海良広さん(射水市)が、区切りとなる10回目のゴールを南砺市で迎えました。
花束を手に笑顔の東海さん
拾った空き缶約1,000個
東海さんは、ごみのない美しい古里を目指し、平成11年から毎年6月、自ら設定したコースで空き缶を拾いながら走る「空き缶拾いマラソン」を続けています。4年前、合併前の旧8町村をコースに設定した際は、各役場で心温まるねぎらいを受けたそうです。今回、目標だった10回の節目を迎えるにあたり、思い出深い南砺市をコースに選ばれました。
午前8時30分に海王丸パークを出発し、井波庁舎、福光庁舎など、およそ60kmを走りぬいて福野庁舎に到着した東海さん。降りしきる雨の中、「燃え尽きました。南砺市最高!」と、雄たけびをあげてゴールしました。職員の拍手の中、タオルや飲み物、スプレー菊の花束を贈られ、「常に自分との戦いでした。やり遂げた満足感でなんともいえません。南砺市内を走るときは、常に沿道の方やドライバーに声をかけていただきました。ごみも少なく、本当によいところですね」と、感想を語られました。
今日一日で集めた空き缶はおよそ1,000個。東海さんは、空き缶拾いマラソンはこれで終えられますが、来年以降も形を変えて美化活動を続けていくそうです。東海さんの活動に触発され、市内でも美化活動の輪が広がればいいですね。
政策推進課