石崎光瑤没後60年展開幕
平成20年6月28日(土)、福光美術館で、東海北陸自動車道全線開通記念「絢爛の花鳥画家 石崎光瑤没後60年展」が開幕。溝口市長、奥野達夫館長らが出席し、開会式が行われました。
大勢の来場者のみなさん
第8回文展褒状「筧」
石崎光瑤は、明治17年(1884年)、旧福光町に生まれた日本画家です。文展・帝展・新文展に数多くの作品を出品、京都市立美術専門学校の教授を務めるなど、大正・昭和前期を代表する画家として活躍しました。戦後の混乱期である昭和22年(1947年)に亡くなったため、今回が初めての本格的な遺作展となります。
館内には、六曲一双の屏風に描かれた福光美術館所蔵の第1回帝展特選受賞作「燦雨(さんう)」や、京都国立近代美術館所蔵の第12回文展特選受賞作「熱国妍春(ねっこくけんしゅん)」、広報なんと7月号でも紹介した第8回文展入選作「筧(かけい)」など、帝展・文展出品作を中心に、下絵や写生などを含めた約30点が展示されています。
開会式では、溝口市長が、「光瑤の62年の生涯を代表する作品の数々が揃っています。十分にご鑑賞ください」とあいさつ。射水市から大型バスで訪れた約60人の団体をはじめ、初日から大勢の方が鑑賞に訪れていました。
この展覧会の会期は8月24日(日)まで。7月23日(水)からは、昭和11年の文展招待作「奔湍(ほんたん)」など、一部の作品を入れ替えて「後期展」を開催します。みなさん是非足を運んでください。
※火曜日及び祝日の翌日は休館です。
時間 | 午前9時〜午後5時 |
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場所 | 福光美術館 |
料金 | 一般:700円、高大生:500円、中学生以下無料 ※20名以上は2割引。 |
問い合わせ先 |
福光美術館 電話番号 0763-52-7576 |
政策推進課