南砺市(なんとし)

平成19年度南砺市バランスシートの公表

住民一人当たりの資産価値は356万円、負債は89万円。

 平成19年度末現在における当市の”資産”の総額は、2,042億5千万円となっており、住民一人当たり356万円の価値があります。一方で、この資産を形成するために、市債など512億2千万円、一人当たりに直すと89万円の”負債”を抱えています。
(詳細は、関連資料からデータをダウンロードされ、ご覧下さい。)

[資産の内訳を見ると…]
・有形固定資産(学校や道路、土地など):1,788億8千万円
・投資等(貸付金や使い道のある貯金など):177億8千万円
・流動資産(普通預金や財政調整基金など):75億9千万円
 この“資産”を形成するため調達した資金である“負債”は、将来の世代に負担してもらう金額を表します。これに対し、私たちを含めたこれまでの世代が既に負担してきた金額が“正味資産”であり1,530億2千万円(住民一人当たり約267万円)です。
 そして、“資産”のうち“有形固定資産”に対する“正味資産”の割合は、86%です。この割合が高い=これまでの世代が支払いを済ませた額が多いことになり、将来世代への負担が少ない行政運営を行っていることになります。
(住民一人当たりは、各金額を住民基本台帳人口57,405人(平成20年3月31日現在)で除したもの。)

[昨年度からの増減など…]
>資産合計は昨年度と比較して28億6千万円の減少。
 当市の資産は、昨年度と比較して28億6千万円減少しています。有形固定資産(学校や道路など)の減価償却額が、新たな資産の取得額を上回ったことと、財政調整基金の活用による残高減少が主な原因です。
 (今年度の貸借対照表の基礎としている昨年度の数値は、昨年度公表したものから対象期間の変更及び減価償却期間の見直しを行っています。)

>有形固定資産のうち新たな取得は39億5千万円。
 平成19年度では、39億5千万円の資産を形成しました。
「平成19年度で取得した主な資産」
 ・福光斎場 ・旅川デイサービスセンター、福野駅前公園モニュメント
 ・福光南部小学校をはじめ校舎・体育館など ・道路(市道・街路・農道・林道)

>流動資産は昨年度と比較して14億6千万円の減少。
 流動資産が減少した主な原因は、現金預金のうち財政調整基金を取り崩したことです。これを地方債の繰上償還に充て、財政状態の健全化を進めています。これにより負債のうち市債の金額も大きく減っています。

 当市は、大きな資産と多額の負債を併せ持っています。資産の大きさは施設の多さからきており、維持管理費や建設時に借り入れた市債の返済が財政を圧迫する原因となっています。
 今後も毎年度バランスシートを作成し、行政の成果を総括的に比較・分析しながら、スリムで効率的な行政運営と健全な財政運営に役立てます。

関連書類

  • H19南砺市バランスシート(PDF24.9kb)(PDF形式:25KB)
  • H19南砺市バランスシート説明(PDF16.4kb).pdf(PDF形式:16KB)

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