県境地域シンポジウム飛越大会
平成20年10月30日(木)、福野文化創造センターで「第5回全国県境地域シンポジウム飛越大会」が開催され、”観光”をテーマに、県境地域の発展を模索する様々な議論が展開されました。
山田桂一郎氏基調講演
総合司会:女優中山恵さん(富山県出身)
行政区域が分かれていながら、地理・歴史的には一体性を持つ県境地域。共に手を携えて発展を目指し、その活動を全国的なネットワークで結ぼうと開催しているのが、「全国県境地域シンポジウム(全国県境地域研究会等主催)」です。岐阜県飛騨地方と境を接し、世界遺産合掌造り集落、井波彫刻など優れた観光資源を抱えるここ南砺市では、観光がテーマとなりました。
開催地を代表し、石井知事、溝口市長らがあいさつした後、スイス・ツェルマットで観光ガイド会社を経営する山田桂一郎氏が、「世界トップレベルの観光地をめざして」と題して基調講演。「魅力ある観光地はオリジナリティを有している。観光客を呼び込むには、その土地にしかない魅力を高めなければならない」と力説しました。
「県境地域の観光活性化」をテーマとしたパネルディスカッションでは、戸田敏行(社)東三河地域研究センター常務理事をコーディネーターに迎え、山田氏や、中谷信一利賀ふるさと財団理事長、石村隆男NPO法人大山中海観光推進機構理事長、藤田佳久愛知大学教授・全国県境地域研究会委員長がパネリストとして参加。広域連携によって観光客が増加した事例や、ミシュランが観光地の格付けをする際のポイントなどが紹介されました。
このシンポジウムの総合司会は、富山県出身の女優としてテレビドラマなどで活躍する中山恵さんが務め、その可憐な容姿が会場に華やぎをもたらしていました。
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