H20南砺市貸借対照表
このたび市では、新たに平成20年度末における財務書類4表(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)を作成しました。
これら、公の会計に民間手法の考え方を加えた新公会計制度による財務書類を作成することにより、市会計全体のストック情報やコスト情報などを把握し、行政をより効果的で、効率的に運営する資料として役立てたいと考えています。
今回は、4表のうち、市会計全体の貸借対照表について、説明いたします。
[南砺市会計全体の貸借対照表(平成21年3月末現在)の概要]
当市では、“資産”として2,957億円の価値がある一方で、“負債”として1,038億円を抱えています。市民一人当たりにすると、“資産”が522万円、“負債”は183万円となり、大きな額をあわせ持っています。
“資産”は、現在所有する建物や土地、預貯金の価値であり、これを形成するために将来へ送った負担が“負債”です。また、私たちを含めたこれまでの世代が既に負担してきた“純資産”は、市民一人当たり339万円となります。
“公共資産”に対する“純資産”の割合は81%と高い=これまでの世代が支払いを済ませた額が多いことになり、将来世代への負担が少ない行政運営を行ってきたことを表しています。
なお、“負債”に含まれる地方債残高945億円に対し、568億円については、償還時に地方交付税へ算入されることを見込んでいます。
※市民一人当たりの金額は、住民基本台帳人口56,683人(平成21年3月末現在)もとに算出しました。
※財務書類4表は、簡潔な要約版で公表します。以下「関連資料」か、市情報公開コーナーで閲覧をお願いします。
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