平成２０年度　一般会計歳入決算

　平成20年度における決算の概要を公表します。
　全13会計のうち一般会計は、歳入総額362億1,053万円、歳出総額347億2,868万円です。差し引き14億8,184万円から平成21年度に繰り越した事業の財源である2億8,343万円を除くと、11億9,841万円の黒字決算となりました。
　この黒字額は、繰越金として平成21年度で市債（借金）の繰上償還（早期返済）にあて、市債残高を少しでも早く減らすことで、利息の軽減や財政状況の健全化を進めます。

○歳入（収入）
　市税は前年度と比べ2億4,188万円の減少となった一方、福野小学校の改築、特別養護老人ホーム「福寿園」の建設、平成20年豪雨災害などにより国庫支出金は3億6,989万円の増、県支出金は4億6,868万円の増、市債は13億8,539万円の増となっています。また地方交付税は自主財源の減少により8億3,331万円の増となりました。
　自主財源の占める割合は、繰越金の9億4,143万円減などにより12億8891万円減少したことと、依存財源の増加により、31.5％と5.4ポイントの減となりました。

○歳出（支出）
　特別養護老人ホーム「福寿園」の建設などにより、6億4,088万円の増となった民生費が19,9％と最も大きな割合を占めています。次いで公債費が4億7,589万円減で18,0％を占めています。土木費は4億6,436万円減の13,3％となっています。
　そのほか、教育費が福野小学校の改築などにより7億2,801万円増の9.7％、平成20年豪雨災害による災害復旧費は5億8,484万円増で2.5％となっています。また衛生費は病院事業において市債の償還が一段落し、病院事業会計繰出金が減少したため、4億1,410万円減少し9.9％となっています。

　※特別会計及び企業会計を含んだ全13会計の会計別決算額、平成20年度中に行った主な事業は、以下「関連資料」をダウンロードしてご覧ください。

• 主な事業（PDF形式：98KB）
• 会計別決算・市債残高一覧（PDF形式：59KB）

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