清掃活動は己の心もきれいにします。

　５月２２日（土曜日）、八乙女山中腹の「不動滝の霊水場」周辺で清掃活動を行いました。地元中学生や七村郷Ｖセブン委員会など約１００名が参加し、環境美化活動に汗を流しました。

　不動滝の霊水は、平成２０年６月に環境省の選定する「平成の名水百選」に選定され、近隣住民をはじめ県外からもくみに来る人で賑わっています。しかしながら、近年はごみの不法投棄やポイ捨てが相次ぎ、周辺住民は苦慮しておりました。そこで、「地域に密着してなにか約にたつことがしたい！」との想いから、平成１９年４月にボランティア隊が発足。活動第１弾として、不動滝の清掃が始まりました。現在は、地元７集落やボランティアグループで組織する「七村郷Ｖセブン委員会（前川哲郎会長）」が中心となり、貴重な水源を守るため定期的に環境美化活動を行っています。

　今回の清掃活動では、長靴履き・軍手姿の参加者が取水場周辺や林道赤祖父線の脇に入り、空き缶やペットボトルなどを次々と回収していきました。また、前川会長も草むしりのほか、取水場の清掃に汗を流しました。

　みなさん、ごみの不法投棄は立派な犯罪です。定められた方法で処理し、美しい水や緑を汚さないようにしましょう。

＜不動滝の霊水＞
　滝の手前の岩の割れ目から湧き出す水。その昔、１００日間の大干ばつから村人を救った命の水として信仰され、今も大勢の方が汲みに訪れています。水温は常時１１℃で、水質はアルカリ性。長期間保存しても腐らず、地元では、炊飯・麦茶などに使用しています。
　交通：閑乗寺上り口（坂下地内）から、林道赤祖父線を車で約５分