中本知花さん

　１２月５日（日）に行われた家庭料理の全国コンテスト、「第１４回ＮＨＫきょうの料理大賞全国大会」で、平地域の中本知花さんが、５，６００件の応募の中から最優秀賞となる料理大賞を受賞されました！

　２５日（土）、平の若者センター春光荘で、中本さんに今回受賞された料理「じんだの３種衣コロッケ」を作っていただきました。
　”じんだ”とは青大豆のことで、細かく砕いてペースト状のものが五箇山地方の郷土料理となっており、独特の青臭さがあります。今回の料理大賞への応募は、学校のレポート提出がきっかけで、若い人があまり食べないじんだを食べてもらうにはどうすればよいかと、お母さんと一緒に考えて創作したそうです。料理を作りながら、「他にも素晴らしい料理がたくさんあったのに、この料理が選ばれて本当に驚いたしうれしかったです」と受賞の喜びを語っていただきました。
　完成後、取材陣３名で、カレー粉をまぶしコーンフレークを衣にしたもの、抹茶をまぶしワンタンの皮を衣にしたもの、春雨を衣にしたものの３種をいただいてきましたが、青臭さが抑えられどれもおいしくいただけました。特にカレー粉にコーンフレークの衣が、お子さんにも人気がでそうでした。
　休日にもかかわらず、快く取材のため料理を作ってくれた中本さん。将来的には栄養士になり、学校やスポーツ選手、はたまた美容方面などにも栄養面で役に立ちたいと考えているそうです。これからもいろいろなアイデア料理の創作に励んでくださいね！

※コンテストの模様は、１２月２９日（水）午前１０時５分から、ＮＨＫ総合テレビで放送されます。

• 今日の料理大賞決定！  （http://www.nhk-ed.co.jp/event/cooking/ryouri14th/no14sokuhou.html）