オープンを記念しテープカット。
平成17年度から鉛による汚染土壌の除去が進められ、今年4月、富山県から無償譲渡を受けた南砺市クレー射撃場。5月着工の鉛被弾防止ネット等が整備され、10月6日(水)、市や県の関係者、猟友会員など約100名が出席してオープン記念式が行われました。
田中市長あいさつ
国体選手による撃ち初め!
南砺市クレー射撃場は、敷地面積約20,000uで、トラップ、スキートの射場を完備。カラスやイノシシ、クマなどの有害鳥獣捕獲訓練をはじめ、駆除隊員の担い手育成などを目的に整備が進められたものです。農林水産省の鳥獣害防止総合対策事業(捕獲技術向上施設整備事業)の補助を受け、全国初となる鉛散弾飛散防止ネットの設置、着弾地点のアスファルト舗装やモルタル吹き付けを行いました。
式典で田中市長は、「クマ、イノシシの被害が頻発し、予防対策として同施設を整備。環境にも配慮し利用者に喜ばれる施設を目指したい」とあいさつ。植出耕一副知事、相馬厚司北陸農政局次長、且見市議会議長、河合常則県クレー協会会長が、それぞれ祝辞を述べました。
式典後、関係者など10名でテープカット。続いて、国内の主要大会で好成績を収めた、富山県代表選手による『撃ち初め』を行いました。“クレー”と呼ばれる素焼きの皿が撃ち壊される様はまさに圧巻。国体選手の実力を存分に発揮してくれました。
今後、砺波市の庄川自動車が指定管理者として運営する同施設。有害鳥獣駆除の訓練拠点として、農作物被害が減少するといいですね!
問い合わせ先 |
農政課 農地整備係 電話番号 0763-23-2016 |
---|
南砺で暮らしません課