平成22年度の下半期（H22.10.1−H23.3.31）の財政事情を公表します。
※財政事情とは、予算の執行状況や市債残高のほか財産に関する事をいいます。

　まず、一般会計の平成22年度末における予算の執行状況を示しますと、歳出では、最終予算額（全会計合計）約627億7,490万円に対して執行した約593億5,713万円のうち約345億5,607万円（58%）を下半期に執行しました。歳入で受け入れる額は約590億320万円であり、うち約317億3,257万円（54%）を下半期に収入しています。
　次に、全会計での市債（市の借金）残高は、上半期末から約1億円増えて約890億52万円となっています。これは、工事等の完成が下半期に集中し、その完成後に市債を借り入れるためです。ただし、平成21年度末と比較すると約35億円の減額となります。各会計で大規模な繰上償還を行い、投資的な事業を控え、市債発行を抑制した効果がでています。今後も引き続いて市債管理を適切に行い、財政運営の健全化をさらに進めます。
　最後に、積立基金残高は172億542万円となっており、平成21年度末と比較して約17億円増えました。

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│平成22年度財政事情（下半期）の主な内容│
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>>平成22年度予算額
[平成22年度末]
・一般会計(402億3,505万円)
・特別会計合計(82億7,563万円)
・企業会計合計(142億6,422万円)
※企業会計は、歳出予算額を用いています。

>>平成22年度収入・支出執行済額
[収入済額]
・一般会計(396億1,694万円)[213億2,861万円](54%)
・特別会計合計(82億9,273万円)[47億646万円](57%)
・企業会計合計(110億9,353万円)[56億9,750万円](51%)
[支出済額]
・一般会計(376億5,307万円)[226億6,098万円](60%)
・特別会計合計(80億1,498万円)[46億1,180万円](58%)
・企業会計合計(136億8,908万円)[72億8,329万円](53%)
※(　)内は年度末執行済額、[　]内は下半期執行済額。

>>平成22度税収入済額
・市税収入済額(70億4,279万円)[36億7,764万円](52%)
※(　)内は年度末収入済額、[　]内は下半期収入済額。

>>平成22年度市債残高状況
・H21末残高(915億4,012万円)
・償還額(79億5,770万円)
・新規借入額(54億1,810万円)
・H22下半期末(年度末)(890億52万円)

　なお、今回の公表は、地方自治法第243条の3及び南砺市財政事情の作成及び公表に関する条例に基づくものです。
　また、これらの情報は、各行政センターの情報公開コーナーでも、紙出力したもので公開しております。

• H22財政事情(下)公表（PDF形式：823KB）

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