桃野会長あいさつ

　２６日（土）、福光庁舎別館で南砺市日中友好協会設立総会が開催され、発起人代表の溝口市長、桃野旧福光町長ら約１００人が参加しました。

　南砺市には、紹興市と友好都市提携を結んでいた旧福光町や、寧波市と友好都市提携の覚書を結んでいる城端区域日中友好協会などがありますが、市全体で協会を発足し、友好関係を盛り上げるために発足しました。発起人を代表して溝口市長があいさつした後総会に移り、会長に桃野忠義旧福光町長を選任、平成１７年度の予算案や、４月の南砺市誕生記念訪問団の派遣、５月の第１次南砺市中学生中国友好訪問団の派遣など、平成１７年度の事業計画案を審議・可決しました。
　会長に選任された桃野氏は、「現在、日中両国間には非常に厳しい問題がありますが、自治体同士が友好関係を続けることによって、良い影響を及ぼせるよう努力したい」とあいさつ。さらなる友好関係の発展に決意を述べました。
　総会終了後、中央大学法学部教授で中国瀋陽出身の李延江氏が、「２１世紀の日本と中国−競争と共存の中で−」と題して記念講演を行いました。