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貴重な冬の晴れ間に行われる伝統の「雪ざらし」

情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037 
最終更新日時 2014年1月24日 17時00分 ID 2-3-12145-11836 

五箇山和紙の原料となるコウゾを漂泊する伝統の作業


コウゾの束を裏返す作業別ウィンドウで開きます

抜ける様な青空の下、作業が進められていきます別ウィンドウで開きます

雪上に晒されているものは薄緑色、乾燥が進むと白くなります別ウィンドウで開きます

 平地域東中江の和紙製造業 宮本友信さん方にて、貴重な冬の晴れ間を利用して五箇山和紙の原料となるコウゾの漂泊作業である伝統の「雪ざらし」が行われています。

 春の陽気を思わせる快晴に恵まれた24日(金)、昨日に引き続いての晴れ間を利用して、東中江地区の宮本友信さん方では伝統の「雪ざらし」が行われました。雪ざらしは、コウゾの束を雪上に並べて太陽光に晒すことでコウゾ内の葉緑素を抜く古くから伝わる伝統の漂泊方法。現在では宮本さん方以外ではほとんど行われていない貴重な作業です。コウゾは7〜10日ほど雪上に広げて日光にあてる事で葉緑素がだんだんと抜けて白くなり、東中江で製造されている五箇山和紙である「悠久紙」の原料となります。冬の合間の貴重な晴れ間をぬって行われる伝統の作業が、南砺が誇る丈夫で温かみのある五箇山和紙「悠久紙」を支えています。


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