4月2日は世界自閉症啓発デー 世界遺産五箇山菅沼合掌造り集落ブルーライトアップ
情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037
最終更新日時 2015年4月2日 21時30分 ID 2-3-12145-14117
世界をつなぐ青い光 Light it up Blue in Japan 2015
青く浮かぶ逆さ合掌と星空の共演 |
青く浮かぶ上がる菅沼合掌造り集落 |
吾郎平でのトークセッションの様子 |
毎年4月2日は世界自閉症啓発デー。この日、世界遺産五箇山菅沼合掌造り集落が鮮やかなブルーにライトアップされた集落内の食べ処「吾郎平」では、自閉症・発達障がいについて理解を深めるためのトークセッションが行われました。
4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デー。世界約140カ国でランドマークとされる有名建築物等を鮮やかなブルーライトアップで照らしだすイベントが行われています。県内では、富山城とタワー111、小矢部市のクロスランドタワー、そして世界遺産菅沼合掌造り集落の4カ所が「世界をつなぐ青い光」に照らされ、快晴で月光瞬く美しい夜空の下で幻想的に浮かびあがりました。
集落内の食べ処「吾郎平」では、富山大学人間発達科学部の水内豊和准教授と社会福祉法人めひ野園うさか寮の東真盛施設長に、スペシャルゲストとして招かれた田中市長を加えた3名と参加者による「ちょっとフシギ、とってもステキ 自閉症・発達障がい」と題したトークセッションが開催され、大勢の方が自閉症や発達障害に関する理解を深められました。
物事に対するこだわりが強く、時刻表や地図帳を熟読し丸暗記してしまったり、細かい部分まで正確に描写し、写真のように精細な絵を描いたりと、希有な才能を発揮される方も大勢おられるそうです。様々な個性を理解し、才能を活かすことのできる、しなやかな地域社会について考える貴重な機会が、美しく青く照らしだされた合掌造り集落で提供されました。