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相倉集落の茅刈り作業に(株)クイックの若手社員36名がボランティア参加

情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037 
最終更新日時 2015年10月22日 13時30分 ID 2-3-12145-15187 

紅葉に色づく山間で集落保存の原点となる屋根葺き材料の茅刈り作業を実施中


懸命に作業に打ち込む(株)クイック若手社員のみなさん別ウィンドウで開きます

紅葉に色づく山間の集落の下で爽やかな汗別ウィンドウで開きます

順調に作業をこなしておられました別ウィンドウで開きます

 相倉合掌造り集落では、10月20日(火)から11月5日(木)頃までを目途に、集落保存活動の原点とも言える、屋根葺き材料である「茅」の刈り取り作業が行われています。うっすらと雲がかかり、時折陽光が差す絶好の作業日和となった22日(木)、株式会社クイックの若手社員36名の皆さんが茅刈り作業に参加。世界遺産合掌造り集落保全の要となる作業に携わり、爽やかな汗を流されました。

 本社である大阪をはじめ、東京、横浜、名古屋、富山など全国各地から参加された(株)クイックの本社、支社、関係会社の若手社員36名のみなさん。長年にわたり、若手社員対象の社員研修として、春は相倉集落での田植え作業、秋には同集落の茅場での茅刈り作業に取り組んでおられます。

 懸命に作業に打ち込む皆さんに感想を伺ってみたところ、大阪本社からお越しの今泉さん(23歳・女性)は、「普段の仕事から離れ、自然の中で行う田植えや茅刈り作業は大変だけど楽しい。ごはんも美味しくいただけてリフレッシュできます」とニッコリ笑顔。名古屋から参加された倉田さん(23歳・男性)は、「会社の研修として世界遺産保全活動に携わることが出来る事は珍しいことだし、貴重で良い機会。ありがたく思います」と爽やかに答えてくださいました。

 茅刈り作業実施期間中は、毎日10名余りが茅場に入り、作業に携わっています。22日(木)と26日(月)には、(株)クイックの皆さん、27日(火)には南砺平高校1年生の皆さんが「茅刈りボランティア」として茅刈り作業に参加されます。

 毎年、直径約60pの束にして6000束ほどの量を刈り取られる茅は、翌年以降の屋根の葺き替え作業に使用されます。茅刈りにおいては『カヤを一本でもムダにしない!』という格言があり、丁寧な仕事が、良い屋根につながり、集落の保存につながるとされています。茅場奥には、急勾配の山肌に刈り取られた茅が広げられ、紅葉を迎えた山間とともに、今ここでしか見ることの出来ない絶景を織りなしています。

 集落住民や集落保存財団職員、さらに(株)クイックや高校生ボランティアなど、大勢の方々の献身的な参加協力により次世代につながれていく世界遺産合掌造り集落。参加協力くださる皆さん、本当にありがとうございます!


問い合わせ先


名前 相倉合掌造り集落保存財団
電話番号 0763-66-2123

情報発信元


南砺で暮らしません課

電話番号 0763-23-2037
ファックス番号 0763-52-3680

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