南砺市内の春祭りもクライマックス!城端曳山祭がいよいよ開幕
じょうはな座で獅子舞、お着儀、浦安の舞、城端賛歌、各町若連中が庵唄を奉納
曳山会館前で児童たちが城端曳山祭賛歌「城端祭」を合唱 |
先祓いの野下町による獅子舞 |
巫女神楽「浦安の舞」 |
5月4日(水・祝)、約300年の伝統を誇る国重要無形民俗文化財の城端曳山祭の宵祭が執り行われいよいよ開幕。御旅所のじょうはな座ステージに移された3基の御神輿の前で、獅子舞、お着儀、巫女神楽「浦安の舞」、城端曳山祭賛歌「城端祭」、6町若連中による庵唄が奉納されました。
優雅な庵屋台と若連中による哀調の庵唄、華麗な曳山行列で越中の小京都、城端の街を優雅に彩る城端曳山祭。5日の曳山巡行を前に、御旅所のじょうはな座に移された御神輿の前で、勇壮な獅子舞が奉納されました。獅子舞に続いて神事が執り行われ、しめやかに巫女神楽「浦安の舞」が舞われ、城端小学校4年生の児童65名による城端曳山祭賛歌「城端祭」の元気な合唱に大勢の観客から大きな拍手が送られました。続いて今年の一番山である東下町「東耀山」の若連中「宝槌会」による庵唄「雪巴」を皮切りに、二番山「唐子山」・出丸町「布袋同志会」の「宇治茶」、三番山「諫鼓山」・西下町「諫鼓共和会」の「重ね扇」、四番山「鶴舞山」・東上町「松声会」の「夕暮」、五番山「千枚分銅山」・大工町「冠友会」の「玉川」、六番山「竹田山」・西上町「恵友会」の「松風」の順で、優雅な庵唄がしっとりと歌い上げられました。
また、曳山会館の前でも獅子舞、浦安の舞、城端賛歌、庵唄の合同披露が行われる予定でしたが、昨日から続く強風に加えて雨がぱらつき始めたため、庵唄の合同披露については三味線をはじめとする楽器等への配慮で中止となりました。それでも、あいにくの雨にもめげず児童たちが力一杯唄いあげてくれた「城端祭」の「明日は晴れるよ城端祭」という歌詞のとおり、明日は終日好天に恵まれそうです。5日(木・祝)は、午前8時30分から神輿・傘鉾行列が御旅所を出発、午前9時30分頃城端別院善徳寺前に6台の曳山と庵屋台が集合し、神輿・傘鉾・剱鉾・曳山が一同に集結し、巡行を開始します。
南砺の春祭りシーズンを締めくくる城端地域の一大祭事「城端曳山祭」。越中の小京都城端の街中を舞台に繰り広げられる豪華絢爛な曳山巡行と雅な庵唄の哀調の響きが綾なす情緒豊かなお祭りをぜひご堪能ください。
問い合わせ先
名前 | 城端観光案内所 |
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電話番号 | 0763-62-1821 |