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人形彫刻師「荒木和助」の作品寄附ありがとうございました!

情報発信元:文化・世界遺産課 0763-23-2014 
最終更新日時 2016年9月14日 18時00分 ID 2-4-19-16722 

荒木和助作品の寄附


荒木和助作「人形面」別ウィンドウで開きます

山ア節子さん(真ん中)別ウィンドウで開きます

このたび、山ア節子さんより城端曳山会館に江戸時代中期の人形彫刻師「荒木和助」の作品「人形面」を寄附いただきました。

 この柔和な顔の人形面の作者は、荒木和助(1734〜1806)といい、江戸時代中期から陶芸・絵画・彫刻・人形など多方面にわたって才能を発揮し活躍した人物で、城端曳山の御神像の制作や修復に非常に深く関わっています。人形面は、曳山のからくり人形の試作品と思われ、縦横約10センチ、高さ約20センチとからくり人形より一回り小さくできています。
 寄附者の山ア節子さんは、城端町で明治から昭和にかけて新しい文化を呼び込んだ地方文化活動のリーダーとされる野村満花城(1888〜1968)のお孫さんです。
 野村満花城は城端きっての資産家 野村理兵衛の三男で、少年期より俳句・絵画・工芸等を学び、長じて茶道・骨董・郷土史など非常に多彩な業績を残した文化人です。この人形面も野村満花城のコレクションの一つと思われます。
城端曳山会館には、野村理兵衛所有の蔵がそのまま「蔵回廊」として展示室となっており、その蔵回廊でこの人形面を常設展示しております。
 時を経て里帰りしたこの人形面は、城端曳山の人形のルーツとも言える貴重な作品です。
 この機会にぜひ城端曳山会館でご覧になってください。


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