平地域の上梨白山宮境内で｢こきりこ祭り｣開幕
白山宮舞殿の｢奉納こきりこ踊り特別披露｣に黒山の人だかり
 上梨白山宮で「こきりこ祭り」が開幕 
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 来場者も巻き込んで賑わった輪踊り
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 白三宮舞殿をぐるりと囲む大観衆
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9月25日(金)､前日まで平地域下梨で開催されていた｢五箇山麦屋まつり｣に引き続き､上梨の白山宮境内で快晴のもと｢こきりこ祭り｣が開幕。日巡りが良く初日が日曜日と重なったこともあり白山宮舞殿での｢奉納こきりこ踊り特別披露｣には県内外から大勢の観光客やカメラマンが訪れて大いに賑わいました。
日本最古の民謡と言われ､音楽の教科書にも載るほど有名な｢こきりこ｣の名を冠した｢こきりこ祭り｣が､白山宮舞殿での｢奉納こきりこ踊り特別披露｣を皮切りに開幕しました。越中五箇山こきりこ唄保存会の皆さんによる雅びなシデ踊り､迫力のささら踊り､盆踊りにも推奨される艶やかでたおやかな手踊りの美しさが､舞殿を取り巻く大勢の観衆を魅了。披露が終わると惜しみのない拍手喝采がおくられていました。
また､奉納踊りに続いて地方の皆さんによる演奏にあわせて｢こきりこ輪踊り｣がスタート。保存会の踊り手の皆さんに寄り添うように一人また一人と踊りのわに加わった来場者の皆さんが､ささら踊りや手踊りを見よう見まねで満喫。境内に二重三重に出来た踊りの輪が皆さんの楽しさを物語り､民謡尽くしの二日間が華麗に開幕しました。
午後7時からは､小谷麦屋節保存会､越中五箇山民謡保存会･越中五箇山麦屋節保存会･越中五箇山こきりこ唄保存会の平･上平の民謡保存会の皆さんによる｢舞台競演会｣が開催された後､観客の皆さんも巻き込んで賑やかに舞われる｢こきりこ総踊り｣が行われます。
明日26日(月)も正午からの奉納こきりこ踊り特別披露を皮切りに､五箇山民謡の競演会､こきりこ踊り指導､奉納獅子舞､白山宮参拝､奉納こきりこ踊り､舞台競演会(出演:白川郷荻町民謡保存会､越中五箇山民謡保存会､越中八尾おわら保存会､越中五箇山こきりこ唄保存会)､そしてまた｢こきりこ総踊り｣が盛大に行われます。五箇山麦屋まつりに始まり､五箇山を民謡一色に染め上げる四日間に幕を下ろす｢こきりこ祭り｣。この機会に是非足をお運びになり､伝統の五箇山民謡の世界を存分にお楽しみください。
問い合わせ先
| 名前 | 五箇山総合案内所 |
|---|---|
| 電話番号 | 0763-66-2468 |
