豊作願って「ねつおくるば〜い!」
会場 | [南砺市全域|福光地域] |
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「荒木ねつおくり祭り」開催
荒木ねつおくり祭り |
「五穀豊穣」などの願いが書かれた短冊 |
地区の田んぼを巡ります。 |
土用の入りから数えて3日目、いわゆる「土用の三番」にあたる7月22日(月)、福光地域の荒木地区では、稲の病害虫を払う「荒木ねつおくり祭り」が執り行われ、地区の子どもたちが願いを込めた短冊を飾りつけたササ竹を振って豊作を祈りました。
「ねつおくり(熱送り)」は、田んぼが青々と色づき稲穂が出てくるこの時期に、「イモチ病」などの病害虫予防のために続けられてきた風習行事で、なかでも荒木地区のねつおくりは江戸時代からの古い歴史を持ち、市無形民俗文化財や「とやまの祭り百選」にも指定され、子どもたちが元気いっぱいに打ち鳴らす「ねつおくり太鼓」は「とやまの音風景」にも選ばれています。
午後1時頃、「五穀豊穣」や「豊作満年」などと書かれたカラフルな旗印を先頭に、稲わらで作られた人形「ジジ」「ババ」をのせた神舟「荒木丸」、大きな和太鼓が据えられた移動式やぐら、そして願いを込めた短冊を飾りつけたササ竹を手にした子どもたち67名が荒木自治会館を出発。勇壮なねつおくり太鼓の響きとともに地区内を練り歩き、ところどころの田んぼの前で止まって「ねーつおーくるば〜い!」と大きな声で囃しながらササ竹を振って豊作を祈りました。
いよいよ始まった南砺の夏まつりシーズン。福光地域では25日(木)から28日(日)まで「福光ねつおくり七夕祭り」が行われます。井波地域では26日(金)から28日(日)の日程で「いなみ太子伝観光祭」(26日は前夜祭)、8月4日(日)に井口地域で「つばきの郷赤祖父夏まつり」、10日(土)には福野地域で恒例の「ユカタ デ ダンス」が開催されます。ぜひお出かけください。
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電話番号 | 0763-23-2002 |