井口地域の赤祖父円筒分水槽が国の登録有形文化財(建造物)として答申されました
情報発信元:情報政策課 0763-23-2002
最終更新日時 2020年4月7日 14時46分 ID 2-24-22274-21707
会場 | [井口地域] |
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県内最古で最小の円筒分水槽
赤祖父円筒分水槽 |
伊東さんにお話を伺いました |
県内最古で最小の円筒分水槽です |
11月15日(金)、国の文化審議会は井口地域の赤祖父円筒分水槽を含む22都道府県の建造物133件を国登録有形文化財(建築物)として登録するよう文部科学大臣に答申しました。
昭和24年に赤祖父溜池工事の一環として築かれた赤祖父円筒分水槽は、県内最古で最小(直径3.4m)の円筒分水槽で、赤祖父のため池の水がサイフォンの原理などを利用して円筒中心から湧き上がり、一定の割合に分割されて越流することで、3つの用水に流れる仕組みになっています。
近くにお住まいの伊東浩さんは、「ため池や円筒分水槽が出来る前は水不足で争いが絶えない地域でした。小学生だったころ、工事を担当する県の技師が家にしばらく寝泊りしていたことを憶えています」と当時の話をいろいろと聞かせてくださいました。
この円筒分水槽は南砺市を舞台にしたオリジナルアニメ「恋旅」の匠と夏子編のデートシーンにも登場します。
また魚津市にある、SNSなどで“日本一美しい”とも評される東山円筒分水槽も今回答申されています。2つの円筒分水槽を見比べてみるもの面白いかもしれませんね。
赤祖父円筒分水槽が国登録有形文化財(建築物)に登録されると、市内の同文化財は12か所で21件となります。
問い合わせ先
名前 | 文化・世界遺産課 |
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電話番号 | 0763-23-2014 |