五箇山和紙で子どもたちの未来をひらくワークショップ開催
情報発信元:情報政策課 0763-23-2002
最終更新日時 2022年6月14日 10時00分 ID 2-24-22274-25072
まっすぐ伸びた楮を選んで間引きします ![]() |
50cmほどの枝が秋には3〜4mに ![]() |
石本さんからアドバイス ![]() |
6月12日(日)、アートで遊ぼう実行委員会によるワークショップ「なんと和紙ものがたり」が開催され、参加者は五箇山の大自然の中、和紙の原料である楮(こうぞ)の間引き作業を体験しました。
「なんと和紙ものがたり」は、市内小学生を対象に、国の伝統工芸品に指定されている五箇山和紙を、楮から自分たちで育て、半年後に和紙をすくところまで体験する長期ワークショップです。アートで実行委員会が「コロナ禍でも、子どもたちに「大自然で、本物に触れてほしい」「本物の手作りを体験させたい」」という思いから、一般社団法人五箇山和紙の里の協力のもと企画されました。
子ども達は、五箇山和紙の里の東秀幸さんと石本泉さんから「まっすぐ伸びた枝を5本ほど残すように間引きしましょう」とアドバイスを受け、約1時間ほど真剣に作業を行いました。
間引き作業の後は、南砺市渡原地内にある樹齢300年以上ある「渡原の大栃」を見物し、五箇山の自然を満喫しました。
参加した保護者からは「紙すきの体験はしたことがあるが、原材料を育て、紙すきまできるワークショップは初めて。この貴重な体験を子どもに経験させてあげたい」と参加したきっかけを語られました。
今後は、7〜8月に楮の芽かき作業、11月に刈り取り、12月に楮蒸し作業と紙すきが予定されています。
問い合わせ先
名前 | 福光美術館 |
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電話番号 | 0763-52-7576 |